Sidewind!

彼の人生は工場から始まる。と言っても彼は傘なので、人生ではない。傘生である。
でもこの作者はそういうことに無頓着な性格なので、平気で人生って書くし、何人って数える。
物とか人とか、どうだっていいじゃん。と日頃から思ってる。Reading≫

「ねぇ、憶えてる？」
扉の向こうから声がした。
そういえばそろそろ、川沿いの桜並木が見頃だ。Reading≫

それは、ある秋の話。
色のない世界に、鮮やかなインクが一滴落とされた時、
冬はもう、目の前に迫っていた――。Reading≫

くずかご帳。
実験だったり練習だったりで書いた物が置いてあります。
最新から最古まで現在１９本公開中。Reading≫