Trash Basket Notebook
--page02:黒と白

――黒い、何か。
きっても、切っても、斬っても。
断っても、撲っても、貫いても。
黒い影のような、刀身にねっとりとまとわり付く何か。
減るどころか、それらはさらに数を増し、攻撃の手を強める。
あと何分、否、何秒耐えることができるのだろうか。
徐々に意識が沈み始め、光を見失うその直前。
視界は、もっと強い光に支配され、次の瞬間、街は平静を取り戻し、そこはいつもの夜に戻っていた。
――何が起こったのか。
わからなかった。
何が起きたのか。
数年前、そんな不可解な出来事が起こった街からは遠く離れた、この街の中央にある「噴水広場」
中央にある噴水から一番離れたベンチで、僕はそんな話を聞いた。
腰から黒い刀をぶら下げた若い男が言う。
『その何かを探し出すために俺は今、こうして旅をしている』
えー……。これ一回削除しちゃったんですよねー。
だから、ここのコメントも最初の時とは違います。
で、日記からこっちに移す時、大抵修正するんですよ。
だけど、修正版を消してしまったので、今は日記のモノがそのまま移されてます。
ま、そのうち修正しますけど。
にしても短いですねー。流石word1ページ以下(笑
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